強いです日本体育大学と筑波大学

予想スターター
日体 #6吉田沙織#7細川久美#5松尾香奈#13石川麻衣#15市野育代
筑波 #7内田里香#14櫻田佳恵#4加藤めぐみ#9中藤麻佐美#6宇佐見里奈

さて、頂上対決が間近に迫ってきました。2強が最終週で優勝をかけた戦いです。
両チームのここまでの戦いを振り返ってみると、リーグ前半のポイントとなった、松蔭大学との試合、あの苦戦が今の強さを生んでいるような気がします。
筑波が大苦戦した試合である。筑波も早い展開が得意だが、松蔭の無駄な時間のないひたすらバスケットを向いた展開に、筑波は疲弊したような印象がある。あの時点では、加藤めぐみが完全復帰していなかったので、身を削るような接戦で、筑波の各選手は負担が大きかったのかもしれない。あの試合をきっかけに筑波の選手は一種近寄りがたい覚悟を決め込んだような気がする。今は、他を寄せ付けない万全の体勢を築き上げた筑波ですが、松蔭大学のおかげかもしれません。

日体の松蔭戦、こちらも苦戦しました。しかし、さすがにリバウンドでは、互角以上に日体が頑張りました。わたくしは、つぶさに試合を見たわけではありませんが、このリーグにおいて日体の「勝てる」という雰囲気は、あの逆転した松蔭戦から生まれたような気がする。両チームとも松蔭大との対戦は大きかった。

今の日体は、拓大との真っ向からの力勝負を制して負ける気がしていない。松尾香奈の打てば入るというスリーポイントと、吉田沙織と野田裕子でリズムが変わる展開。もともと強いインサイドがチーム内で競争しあっている。いい感じですね。
今の筑波、ディフェンスに隙が見あたらないような圧力を感じます。しっかりハンズアップしたマンツーマン。自然に生まれるようなトラップ。去年からの筑波のスタイルを作り上げたな。

この状態の日体と筑波が優勝をかけて対戦する。お客が一番緊張する。
初戦、「勝てる」と先に思うのはどちらでしょうか。