JALがファイナルに進出


JALの皆さま、関係者の皆さま、おめでとうございます。素晴らしい試合を見せていただきました。セミファイナル第3戦前半、一進一退の攻防。第1ピリオドはJALが先にペースを掴むのですが、富士通今美春が攻守に活躍、一歩も譲らない展開でJAL16−17富士通。好試合を予感させた。大事な立ち上がりでしたが、わたくしが一番目を引かれたのが、JAL藪内夏美の落ち着いた試合運びでした。必死に食らいつく富士通の頑張りを彼女がサラリとかわしているような印象でした。
第2ピリオドは、JALのインサイド矢代直美のディフェンスと藪内敏美のリバウンドが秀逸でした。矢代直美矢野良子のマッチアップ。オールジャパンでは矢野の気迫が矢代を寄せ付けなかったが、この試合矢代は矢野のカットインを封じプレッシャーをかけて3Pを打たせない。素晴らしかった。
後半に入って富士通はメンバーを頻繁に変えてリズムを掴もうとしましたが、今日はメンバーチェンジで出てくる選手が持ち味を見せてくれるものの、藪内夏美を中心としたJALのディフェンスにしだいに空回りになった。
第4ピリオドは、JALが時間をうまく使って余裕の勝利となった。
JALは昨年がピークではなかろうかと思っておりましたが、この今のチームは、昨年以上の完成度がある。ひょっとしたら・・・