昭和残侠伝 その2

悪玉のえげつない仕打ちに耐えてるところでも、高倉健のどこかすがすがしい風情がいい。
裁判に持ち込もうとか、有力者にすがるとかないんですね。それらは、何かに反する行為なんだろうか。ひたすら、迷惑をかけるという事から自分を遠ざける。自己完結を目指しているよう。

結局、切れて? ヤッてしまい刑務所に行くんですが。 そこまで耐えた、あんたは偉い。 いいよ、やっていい。とまあ、自然に思えるが、どことなく、うしろめたい、わたくしでありました。