専修大学の2010

専修の専修らしさを作っていた卒業生。相原渚と高橋香澄。2人が居ないのですが。新しく別のチームが生まれてくるものなんですね。相原が担っていたスコアラーという部分は、藤岡恵美衣がさらに力強く作りかえている。専修の試合作りは、藤岡恵美衣を柱にした。
バスケット職人、高橋香澄のゲームメークの部分がどうか。門脇萌乃と大柴早貴と加藤夕貴の3人が全然別のゲームを作っていくのだが、良いところもあるし、まとまりがないところもあるし。ガードの部分では児玉さんは、そうとう冒険をしている。3人のガードが荒波関東リーグで、どのように船を操っていくでしょうね。かなり興味深く、楽しみに見守りたいと思っています。
関カレ7位決定戦で野崎がベンチに下がって、ベンチから牧野千穂が登場した。ほーっ、牧野じゃん。何かやれ。がんばれよ。思った以上に頑張った。セカンドチャンス作りまくった。うわ。はっきり専修の戦力になっている。彼女は、この大会まで公式戦に出てこなかった3年生である。もらったチャンスを生かすも殺すも自分の気持ち。ほとんど物事を深刻に考えない牧野千穂の明るさが活きた。ラン&ガンの学芸に対して、リバウンドを強く掴み続けた。いい仕事だった。確率よく専修のスリーが突き刺さった。大須賀彩が8分の4本。武居ゆきが5分の3本。大柴早貴も3分の2本。藤岡恵美衣1分の1本。なるほど専修らしさを、このチームでしっかり作っている。
大須賀彩と牧野千穂