東大の快挙

東京大学が4部グループリーグを1位通過となった。勝った瞬間、応援席からは万歳が発生した。一度途絶えた女子バスケットボール部を再生し、部員が育て続けて、ついに4部グループリーグ1位通過。学生と卒業生が勝ち取った快挙である。
勝ち抜けて順位決定戦に進む。東大キャプテン 徐マリアに喜びの声を聞いてきた。
 おめでとうございます。
徐マリア(soと読む) ありがとうございます。
 春からの成長が見えた。経験が浅かったガードが安定してるばかりか、積極的にディフェンスに出て行く。リバウンドが取れるようにチームが機能している。短い期間で、ここまで伸びるものなんですね。
徐 個人技では他のチームに全然勝てないと思うので、基礎を完璧にして、そこからチームとして出来ること。オフェンスもディフェンスもですけど。一人が頑張らなきゃ上に行けないという事じゃなくて全員が、ボールに対して反応を速く。速く受ける。もちろんルーズボウル・リバウンドを頑張るという事でしか東大女バスが上がっていく道がないと私達が感じました。
見ている人が良いチームだと思えるチームを作っていくという目標を持っています。
 わたくしフラーッと東大応援席にたたずんでいました。チームで戦ってるからね。応援したくなるよ。
徐 一人でかっこよく点取る。というのは東大ではそれは、むしろ「アンチ」であると。みんなでボールを運んできたボールだし、みんなでリバウンドを取ってきたのを、全員で大事につないでいく。それだけなんです。目立つ人はいないんだけど強い。そんなチームを目指してやってきたつもりです。
 東大は1位で順位決定戦に行くのは何回目ですか。
徐 私は初めてです。私が入る何年か前に途絶えていたバスケ部が復活したんです。用具も人員も無いところから、OGの方達の力で、ここまで来ることが出来た。OGの方達、男子バスケ部の人たち、みんなに感謝です。
徐マリア 唐牛南

バスケットボールの原点、五人でボールを取って相手のバスケットにボールを入れるというスポーツを、装飾なしでやり遂げる面白さ。すっぴんの東大女バス、観てください。応援したくなりますよ。