本多真実

早稲田大学2年生 本多真実 honda masami

勝つためにバスケットをやっている女性である。本多真実は決して挫けない闘争力を、ゲームの中で出したり引っ込めたりして時を待つ。自分自身を効果的に勝利に利用する。が、時にはでたらめに爆発する。危うさがいい。
本多真実「トーナメントでも新人戦でも、拓大にはリバウンドでやられていた。練習してきていたんですけど、新人戦でもリバウンドをやられてしまった。同じ課題のまま大会が終わってしまった」
てっぺんを取るためには、拓大のリバウンドを何とかしなければならないね。ところで、本多から見た今年の1年生の印象を聞かせてくれますか。桜花の後輩の桂葵は、どう。
本多「ベスト4に入って、どれだけ力が出せるか。そこ以前の活躍は当然だと思っていたので、拓大戦でどこまで出来るかで、あの子にとって、力になる試合だった」
そうか、厳しいが。拓大戦はまだまだだったね。
本多「あのレベルに通用しなければ、リーグでチームとして出た時にも同じようなことになってしまう。強いチームに通用する選手になってほしい」
本多「厳しいこと言いましたけど。日体戦では、1年生の神崎と桂がよく頑張ってくれたので、あそこを勝つ事が出来た」

さて本多真実の課題は
本多「今回は4番で出て、相手のインサイドに付くことが多かったんですけど、拓大戦で中でやられたのが課題。あとシュートの確率が良くないですね」
フィールドゴール%は、普通だと思うが
本多「拓大戦で確率が悪いので意味がないですね」
昨日は大事な試合なのに先輩が来てないし。
本多「拓大の1・2年生に負けたんだけど。試合終わって相手の先輩たちがすごい喜んでいたじゃないですか。チームとしてトーナメントのリベンジをされてしまったような気がして、すごい悔しかったです。自分はトーナメントでもスタートで出ているので。それが悔しかったです」
課題は、本多真実としての課題ね。
本多「足がないですね」
あれだけ走れているが。
本多「走れても止まれる足がないと安定してシュートを打てない。最後まで安定して打てる足がない」
高いところを目指しているね。がんばれよ☆

彼女が1年生の時から比べると、静と動のアンバランスは、少し落ち着いた。落ち着いた分、視野が広がっている。チームリーダーとして、この後の早稲田を引っぱるのだろう。