白鴎大学女子バスケットボール部主催のスプリングキャンプは無事に日程を終了しました。松蔭大学が3勝1引き分け。3勝1敗で大阪人間科学大学大阪体育大学愛知学泉大学白鴎大学 早稻田大学と山形大学が2勝2敗でした。
松蔭大学が負けナシで成績のトップ 小林監督は、この場所での成績はあまり関係ありません。それぞれのチームは作っている最中です。松蔭は同じメンバーで怪我人もなかった、昨年の貯金があっただけなんです。この後が本番です。 と控えめにおっしゃってました。 とはいえ、チームの充実度はやはりずば抜けて高いのは事実であり、アクシデントがなければ決勝リーグに行きます。今野真澄が完全に復活しているのも大きいし、エース篠崎澪は盤石の決定力。いざとなったら五十嵐えりが確実に決める技を持っている。キャンプで連日の2試合をこなせるチームの体力もありました。新人を含めた選手層が厚くなったということです。私の大好きな錦織静花が、リバウンドとディフェンスで存在感を増しておりました。頼もしい1年生を迎え入れて、ゲームプランの選択肢が増えた。連日の試合となるトーナメント終盤での体力もある。松蔭大学本命。内野智香英がますます美しくなった。
対抗は白鴎大学。キャンプでは大阪体育大学に69−67で1敗しているのですが、この試合は山形大との試合直後の連続でした。体力面で厳しかったゲームを2点差の接戦にしたチーム力はホンモノ。白鴎はポイントガードが大事という佐藤監督は、今年もまた新人に優秀なガードを獲得している。後ほど紹介しますが素晴らしいです。白鴎もアクシデントがなければ、いや多少のアクシデントなら決勝リーグまでいっちゃうでしょうね。それほど戦力が充実している。
ではその次はとなると。コレが弱った。拓殖大学が今年の戦力見えない。津田史穂莉と瀬崎理奈という中心選手がキャンプのゲームには出ていないんです。造り上げてきた物と違うところで勝負しなくちゃならん。さて、トーナメントに間に合うのか?
早稻田はお気楽極楽ですから、波に乗るのを待つだけ。乗れなかったら早々に敗退もある。神崎由香が居ない早稻田は恐くない。
筑波大学は今回のキャンプ日程をこなせるほどの体力を持っていません。1年生がまだ戦力となっていない。しかしです。大森彩乃の戦闘力が高いのと、インサイドがそろっている。3年生の宮武と2年生の谷村が仕事しておりました。2人はトーナメントを勝ち上がるのに重要な要素となる。春先はなんだかんだでダメでもインカレの時期には、同じチームと思えない状態にするのが筑波です。余裕を持って見守るべきか。
体力さえあれば専修も注目すべきチームなんだ。トーナメントには加藤も戻ってくることでしょう。そこからだね。
私にはお馴染みの選手を新人に迎え入れた東京医療保健大学。ちょっと早いが今年も新人戦の優勝候補です。