王者の苦悩 挑戦者の苦労

試合最終盤でしっかり、表現する力を残している。ひょっとしたら、残ってなくても、チームのために動けてしまっているのかもしれない。白鴎大学キャプテン鶴見彩。彼女の覚悟に圧倒され、惹かれる。

リーグ初戦 白鴎67−70東京医療 鶴見彩の驚異的な粘りで3点差に詰め寄るも、及ばず。逆に東京医療は3ピリ終わって12点差だったのだが。この点差をどう捉えていたのでしょうか。4ピリに白星取ることだけを目指したのか、強気に優勝を目指して引き離したかったのか、分からない。東京医療らしからぬディフェンスがちぐはぐとなってしまいました。結果的に勝利するが3点差。4ピリの白鴎猛攻が次の試合につながった。
リーグ第2戦 東京医療保健大学vs白鴎大学
序盤、鶴見と林が遠藤たみをフリーにさせ、遠藤が決めて先手を取ります。東京医療は信じられないようなミスの連鎖をしてしまいます。勝負にならないかもしれないと思ったのですが、第3ピリオド白鴎あきれるばかり、繋がりません。残り2分まで4点しか獲れない。そこに林咲希が気迫のリバウンドショット。あのリバウンドが勝負を決めたと云いきっても良い。3ピリを11−8として、なんとか勝負の形にまとめることが出来た。4ピリは笹平美樹が抜群のタイミングでスリーを2本決め有利に進めると、この日も鶴見彩が、足を残していました。3点差にされても強気を崩さず。白鴎が開幕節を勝ち越しました。優勝に向けて、まずまずのスタートを切った白鴎。一方の東京医療は、前日の4ピリに猛攻を受けてしまったのが負い目となってしまいました。東京医療は前半戦でどれだけライバルを叩き落とせるか。白鴎で負けた分、負担は大きい。のこり前半戦、全勝を目指していただきたい。