日本のバスケットに必要かも、鹿屋のトレーニング

内田貴子

日本人の体格は近年、伸び悩んでいます。
鹿屋の内田貴子が、身長差17cmの筑波大学のエース、加藤めぐみを押さえ込んだ場面が印象的でした。加藤は学生のフォワードとしては身長が高く、運動能力もすばらしい。なんかちは加藤めぐみファンでありますし、まあ、彼女を止められる選手は出てこないのじゃないかと思っていたのです。それが、シーズンに入ってすぐ内田貴子が完璧ではないですが、加藤を苦しめた。少し話が横道に入りますが、WJBLのファイナルで、JALの藪内夏美をシャンソン石川幸子が押さえ込んでいたのとは、条件が違うのです。この身長差があっても鹿屋の清水信行監督は、内田貴子にその役割を与えて達成させました。
日本人は体格が劣っているのは、あらゆるスポーツで問題になる。しかし、小さい選手がこうやって実証してくれると、本当にうれしい。格闘技でも日本人は体格の劣っている選手を応援しがちですが、バスケットもそう。慶応の志村が人気あったのもそれ。

「鹿屋体育大学物語 2005」動画アップしました。