手に汗握った2試合 力の差を見せた2試合

玉川大学80−86専修大学
こういう試合を見せてくれることを願って、ファンは会場に向かうものです。持てるものを出し尽くす、勝った方も負けた方も終わってみたら納得しているような試合でした。この試合出来るだけ多くのピリオドを見ていただきたいと思っています。動画は19日夜にアップします。しばらくお待ちください。
阿形美由紀の司令塔は、今日も冴えていた。彼女のコントロールはこのチームの絶対条件という感じがしますね。後輩たちが懸命に指示に従って全力疾走しているのは感動が走る。気持ちの強いチーム。日体や筑波は、玉川が上がってきたら手強いと感じていた。その玉川を接戦の末ふりはらった専修は強豪になりました。気っ風の良いプレーを見せる輪島奈美と、相手を油断させるのが上手い出水絵里が連日の活躍。今日は渋川愛子が持ち前の渋いゴール下の働き。横山悠衣は美味しい働き。頻繁な選手交代で出てくる選手がイイから失速しませんでした。
筑波大学72−70早稲田大学
この試合、第1ピリオドと手に汗握る第4ピリオドをアップします。19日の夜になります。
全員の力で優勝候補を追いつめた早稲田大学。本当に良い試合だったよ。杵鞭喜子と佃夏子が潜在していた能力をこの大会は全開に見せてくれる。あれが本来の姿。本当の彼女たちだ。すっきりしたよ。南キャプテン、次も出場者全員の全開を見せてください。
勝ちは勝ちの筑波大学に見えますが。全力を出したと思う。有明葵衣のコンディションが心配だけど。鈴木あゆみが今、絶好調。誰と当たっても負ける気がしないのではないでしょうか。櫻田は櫻田らしくすごい。ただ、筑波といえどこういう展開もあるんだと。試合の入り方は重要ですよ。
日本体育大学110−72白鴎大学
近年になく、早い段階で仕上げてきた日体。バスケットが面白くて仕方がないのでは?今の吉田沙織の笑顔は素敵だ。ディフェンスに苦しんでいる白鴎。石島沙羅や山崎律子を使った速いバスケットを作るのか、小川さんのミラクルパスセンスと高さを活かすバスケットにするのか。発展途上中。
拓殖大学90−72東京女子体育大学
拓大の昨日までのことは忘れることにしよう。都合で早く帰ったため前半しか見ておりませんが、林田明佳藤本寿美の献身的な働きが印象に残っている。1年生のセンター小林彩に何か賞をあげたい気がする。
東京女子体育大学、ボール際にしぶとく手強いチームです。拾って拾ってチャンスをものにする。相手の消耗を狙っているような当たりの強さ。身体の強い飯塚めぐみキャプテンがチームを象徴しております。いろんな意味で明日は大事ですね。


明日の朝まで離れますが。試合には伺います。
準決勝は
筑波大学vs日本体育大学
拓殖大学vs専修大学
一昨年あたりのリーグ4強が復活した。