國學院大學vs山形大学

今年の山形大を楽しみにして、一生懸命に代々木に行きました。初戦、相手は関東9位。さて、9位ですが、トーナメントになると、拓大や筑波もしっかりゲームを作らないと足をすくわれる。油断の出来ない9位チームであります。國學院持ち味のノビノビした気っ風の良いバスケットをします。初めての対戦、接戦になるだろうと思っておりました。はい。接戦になりました。
立ち上がり、國學院がスピードとパワーで真っ向勝負を挑みかかりました。山形大は、油断はしてなかったが、ちょっと面食らったかもしれませんね。強い國學院に。1ピリ 16−7 國學院リード。
2ピリに入って、山形大はがっぷり組み合うよりも、國學院の前のめりをかわすハーフコートゾーンにディフェンスを変えて反撃を開始します。このゾーンをかけるタイミングがよかった。勝つための経験ですかね。それと選手の気持ちの切り替えが、さっぱりしている山形大。逆境に強いチームです今年も。山形大キャプテン佐藤知穂の上手いゴール下、あれを観たかった。低い姿勢でしっかりスペースとタメを作ってシュート打ってくる。身体の流れが綺麗。歌舞伎の所作のように洗練された動きをするんです。速くて無駄がない。2ピリに入って、流れを変えるのは佐藤のゴール下からでした。ゾーンからの速攻も決まって逆転。前半を28−29 山形大1点リード。
さて3ピリ、わたくしは國學院頑張れで興奮しっぱなし。記憶も記録も定かでない。森有加里の献身的なディフェンスに、ハートを締め付けられていた記憶しかない。3ピリ終わって45−52 山形大7点リード。