12月2日にインカレ決勝試合経過続きをアップします。本日はお休み。
最終日だけ強行観戦のインカレでした。たった一日の経過でしたが、仕事の現場から尼崎へ、またすっ飛んで現場へ、走りまくった自分にあっぱれをあげています。これくらい短時間が丁度良いのです。苦手なんですよ関西。阪神高速エスカレーターも。

苦手な街を突っ切って、会場に着いた。宮崎優子が「久しぶりです」と挨拶してくれた。入れ替え戦で会ってるから、ここにいる選手の中では比較的久しぶりではない。 拓大の小林梨乃「なんかちさん、久しぶりです」・・・そうか。一年くらい時が過ぎて、巡り会った恋人たちである。1年前に、さらっと別れておいて良かった・・・そんなこと言ってる場合じゃない。

なんかち どうだったの?インカレ。
宮崎優子 苦い思い出になります。昨日(天理戦)も悪くて、立命館戦も悪くて。控えの子たちがすごい頑張ってくれたんです。助けられました。スタメンが悪くても、私たちがいるからと。支えてくれるから。その日ダメでも、こうやって次の日に良いプレーが出来るようになりますね。
なんかち 今日の試合しか観てないが。負けたけどさ。おいら興奮したぜ!!
宮崎優子 興奮しました? わたしも興奮しました。次も頑張ります。
なんかち 次ってさ。田中亜季オールジャパン出ないとか言ってんのよ。
宮崎優子 アキさんは、私が連れ出します。いっしょにやりたい。 
なんかち 応援に行くから絶対出て欲しいよ。

恐ろしいモノを感じていたんです。なにが起こるか分からない。勝たなければならない地元の関西チーム。でも、関東との戦力差は近年で最も大きかった。
アウェーのただ中で、圧倒的な自力の差を持つ早稲田大学が初戦敗退。プライドをずたずたにされた早稲田。悔しかっただろう。
その敗戦を観て、拓大の小林梨乃は、動揺するというよりも。奮い立ったという。どんな条件になっても崩れない強い信頼感で、関西外国語大学にぶち当たると。その高揚感をこそ佐藤森王は待っていたに違いない。まさに全力を出した。拓大は獅子になったのだ。
関西が拓大を一段ステージアップさせた。