へたれの女の子にも真実

強い女性が好きですから、その逆は苦手。 ジブリの映画に出てくる少女は、クラクラするほど好きであります。 あれはビックリした あの千と千尋の主人公が登場してしばらくは、どこにでもいるヘタレの女の子。うわー、かんべんしてよ。
ところが、いつの間にか骨太の主人公になっていく。ちょっと、ムチャぶりなストーリーですが、作者の願いというか、祈りですね。ヘタレを装っていたんですよね千尋は。囚われの生活の中で、生き延びるための知恵でヘタレを演じている少女かな。囚われから解放された新世界で、当然のようにジブリの強い少女になっていく。
幼い頃に川に落ち、死の淵で琥珀主に出会うんですね。川の出会いは、優しい表現をされていた。人の根っこに優しさがあると信じている作者がいい。 
なんだかんだの物語が収束して
お父さんとお母さんは、少女の劇的な変化を、ちっとも気づいてないという、お馬鹿な大人ぶりがちょっと、せつない。

引き続き3位決定戦の試合を振り返りましょう