筑波大学は、帰ってきた

その者青き衣をまといて金色の野に降りたつべし。失われた大地との絆を結ばん。

バスケットボールというスポーツを使って、人が持っている可能性を追求し続けている。筑波大学バスケットボール部が、これまでの実績で証明してきた自分たちの真実があります。仲間で織り上げる強固な守りで全国制覇を成し遂げた。筑波のバスケットです。
それが、この2011年春に少し、揺らいだかもしれない。織り上げられなかった。個人の力で無理矢理かたち作ったバスケットになってしまいました。これは自分たちのバスケットじゃない。4年生はそう話してくれた。
あれから4ヶ月、筑波は春の筑波ではなくなってコートに戻ってきた。強固な織物を作るために一本一本の糸が強く縒りあげられてきた。一人一人が強くて速くなってきました。
織り上げることが出来るようになってきた。このリーグの中、多少の目違いは生じるだろうが、あの4年生は修正するのが速い。
また、狙えるかもしれない。

ナウシカはたった一人で世界を守ろうとしていましたが、君たちには仲間がいる。
今週、優勝の行方を左右する玉川大学戦があります。織り上げてくれますか?見せてほしい。
固唾を飲んで、見守る。