チェンジ!拓大。

松蔭筑波は全力でお伝えしたい。拓大早稲田はフルでお伝えしたい。今日は休みますが。

この夏の間に全く新しいオフェンスにチェンジした拓大。リーグ開幕こそ星を落としたが、それから勝ち続けている。拓殖大学に焦点を当ててみる。
春は卒業生の穴を埋めることが出来ずに惨敗した。春の屈辱を出発点として、夏の間に拓大オフェンスは全く違うモノに変貌していく。攻撃的なガード2人がオフェンスの軸となる新システムを形成した。もともと大型のチームで軸はインサイドにあったが、富永藍と瀬崎理奈の2ガードに軸を移す。先週まで7勝1敗で前半を乗り越えた。今週、春の覇者早稲田に対して、このシステムが通用するのか。
拓殖大学89(18-30 22-13 25-22 24-22)87早稲田大学
拓殖大学70(20-7 13-16 24-24 13-18)65早稲田大学
連勝した。優勝するために、チームを変え。今、手応えを持った。

佐藤森王監督にお話を伺うことが出来た。
なんかち 早稲田との連戦、勝利がどっちに行くのか分からない展開で2戦とも勝利をモノにされましたね。
佐藤森王 若いチームなんです。毎試合毎試合楽なゲームはないことを選手と話してきて、どんなゲームであっても勝ち続けていくこと。去年までの主力と違って、メンバー一人一人がゲームに出た時に全部が経験だと思うんですよ。主将の佐藤梓が、なかなか参加できない中で、じゃ、誰が。全員なんですね。下級生上級生関係なく、そういう状況なんです。フォーメーションが失敗したり、ディフェンスが上手くいかなかったりもあります。わたしも怒鳴ったり褒めたりです。でもね、経験を積んできているし、なにより、やりがいのあるチームだなと思いながら今日まで来ました。ここへきて、接戦を負けないで、なんとか、よたよたしながらでも勝っているというのは、去年までの実績が財産になっている。私たちのチームも勝ちたいと。ここからは、また後輩に受け継がせることが出来るように4年生に頑張ってほしいなと思っています。

4年生の安斎琴葉と2年生の瀬崎理奈に話を伺ってきました。
左 瀬崎理奈 右 安斎琴葉

なんかち 安斎は都大会で観たのが2年前かな。久しぶりに安斎の気持ちのこもったリバウンドとシュートを見せてもらっている。
安斎琴葉 出てなかったんですけど、チャンスをもらったらチームのために頑張ろうと。マジ頑張ろうと。何かやろうと思ってコートに出ました。このまま終わりたくないなと、何か残そうと。ベンチでは声出して、コート出させてもらったら何かしらやる。
なんかち 次の試合も楽しませてもらうよ。 (安斎去る。ドーナツの時間)
瀬崎理奈 安斎さんは、あんなに、出てすぐすごい。それは、安斎さんの積み重ねだと思います。毎日の練習を全力でやる方で、去年から練習で、すごい人だと思いました。だから、出たらすぐに活躍できる。
なんかち チャーミングだしね。
なんかち さて、2ガードの手応えはどうですか。瀬崎も富永もリードガードとしてアシストするのが役割だったが。
瀬崎理奈 トーナメントの反省から、攻め方をガラッと変えて2ガードにしているんですけど。わたしは今の方がやりやすいです。ガードが点数を取るというバスケットに変わって、まだ全然取れてないんですけど(昨日22点 今日17点)自分が相手のガードのディフェンスしていて、攻めてくるガードは凄くいや。自分と富永さんでもっと攻めて、引きつけてパスとか。ガンガンいける今の方が、自分はやりやすいです。
なんかち いよいよ瀬崎理奈の出番となったね。
瀬崎理奈 今年からプレータイムもらえるようになった。
なんかち 新人戦が一つのきっかけになったかな。
瀬崎理奈 そうですね、攻めろといわれて。どんどん行くようになったんですけど。今は、やりやすいです。
なんかち 瀬崎の目標は?
瀬崎理奈 自分として目標として持っているのは、20得点。まだパスばかり見てしまうし、シュートの確率が低いから目標達成できてないんですけど、ディフェンスも頑張るんですけど、とりあえず20点取りたいなと思っています。
なんかち ありがとうございます。次も楽しませてください。