優勝監督インタビュー 白鴎大学部長監督佐藤智信 


優勝おめでとうございます
ありがとうございます。
白鴎優勝への過程で、開幕早稲田戦の連勝が結果的に優勝を形作りました。あの第1戦見て、今までの白鴎と違って選手がどん欲というか、はっきり優勝狙っている感じがしたんです
それはですね。学生達には白鴎が優勝するんだということを春先から言ってて、学生達には「優勝するんだ」と口に出しなさいと、そして優勝するための準備を夏の間出来た。今年は私が居て、えー6年間ユニバのスタッフをやってたものですから、充実した練習がその間出来なかったんですけど、今年は集中してできた。それに加えて大きな新人が何人か入ってくれてチームの体勢が整ったというのもあった。一つ一つ積み上げていれば、結果は附いてくるだろうなという感触はありました。
リーグで勝てるのが強いチームだといろんな上位チームの選手達も言ってます
リーグは長丁場なのでなかなかゴマカシが効かない。インカレとかトーナメントだと一発勝負で勢いに乗ってそのまま行くという事もあるので、ま、どちらにしても力がないとだめなんですけど。ちょっとゴマカシが効く、ジャイアントキリングが出来る。それがリーグ戦では難しい。
ついにリーグ優勝。チームの性質も変わってきました
そうですね。以前は、なんとかリーグは1部に残留して一発勝負でインカレ狙うという所でした。今は控えも充実しているので、考え方変えてじっくり、強いと思われるチームを作ってみようということできて、今回の結果になりました。
一人一人見ていくと落合里泉のゲームメイク。そうだ、佐藤さんはゲーム中落合に怒っている印象があります。落合素晴らしいですよ
いや、上手なんですけどちょっと抜くところというか遊び心が多い。そこだけ注意してくれればもっといい選手になれる。得点力も上がってきているし、ディフェンス力も上がってきたし。もっと成長できるので。
ポイントガードは難しいですよね
ウチの場合は、ポイントガードがカギになってくるので育てるのも時間かかるし。でも育ってくると結果としてこういう優勝につながるので。そうですね、彼女が良いガードになって来たというのは少しあります。
そして馬伊那ですよ。彼女の存在感はこれから数年影響を与え続けます
もっと覚えることたくさんあるんですよ。今は身体の強さだとか気持ちだけで戦っている。これからステップワークだとか、ディフェンスを覚えていかなければいけない。そうすると手のつけられないようになると思うんですよ。あの子をどれくらいの選手にするかはボクの力量かなと思っています。
石黒むつみについて、ベンチから出てくるのを楽しみしています
本来は、大きなシューターとして使いたいんですけども、今回は初めて4番にコンバートしてリバウンドとディフェンスで頑張れということで。抑えなければいけない相手を抑えてくれた。
リーグ始まる前から、彼女の使い方は決めてたんですね
想定していました。感触が出ていたので、ディフェンスが全く出来なかったんですよ1年2年生の時は。一番良かったのは拓大戦の2戦目勝った試合で、瀬崎理奈に石黒をマッチアップさせたんですよ。瀬崎の点数が止まった。それくらいの力が付いたかな。
最後にインカレについて。関東1部のチームはこの優勝で手応えを感じられていると思います
そうですね。全国のチームはリズムが違ったり、仕掛けがあったり。これから準備します。
狙うのは


  もちろん。天辺です。