稲本聡子と田渕明日香

稲本聡子

富士通の稲本とデンソーの田渕となりましたが、2004インカレでは、筑波と大阪人間科学大学の決勝を楽しませてくれた稲本と田渕。この先も2人の対戦を楽しみにしております。
ふりかえって、インカレ決勝で2人がマッチアップ、稲本の身体を張ったディフェンスは田渕を苦しめ続け、第4ピリオドも残り40秒。56−59で大阪人間科学大学がリードする。ところがここで、残り36秒、稲本は5ファール退場。ディフェンスの要を失った人科は、ビミョウに狂い始める。第4ピリオド筑波の近藤啓子の活躍で同点とされ、延長では完全に流れは筑波に行った。試合全体を通してみれば、稲本のあたりに苦しみながらも、田渕は最後までチームのコントロールを続けた。結果的に稲本に勝った田渕であった。お互いに初めての対戦で、相手のポテンシャルの高さを実感したと思う。今年、デンソー富士通に入って、おそらく新人ながらも出場する機会があると思うし、将来もよきライバルとして活躍し続けていただきたい。
写真はインカレ準決勝、白鴎大学戦の稲本聡子