黄金のトンボ

バリ島の舞踊劇なんです。目眩がするほど濃密な花の匂いに包まれて、ガムランの洪水に身をまかせながら鑑賞する。

黄金のトンボを追ううちに森に迷い込んでしまったジャワ島ダハ王国の王女ランケサリは、それを見つけたラッサム王子に保護されます。ランケサリ王女の美しさに強く惹かれたラッサム王は何度も求婚を試みますが、王女には既にパンジ王子という婚約者がいた為に、頑なに拒否されてしまいます。絶望のうち、ラッサム王はダハ王国に攻め入る決心をします。しかしその時、神鳥ガルーダが現れ、戦場で王を待つものは死であると予言します。王はそれを振り切り、死の待つ戦場へと出陣していきます。

ラッサムの元に神鳥ガルーダが舞い降りるシーンです。