早稲田大学3年生 金山舞穂

筑波のチームディフェンスは素晴らしかったが、金山舞穂のシュートはネットを揺らし続けた。早稲田勝利に大きく貢献した金山舞穂に話を伺ってきた。

なんかち オーさんの信頼に応えてみせたな。期待をプレッシャーに感じていたこともあったかな。
金山舞穂 それはありました。スタートで出させてもらって自分の仕事が出来なかった時に、後から出てくる子が、出来るんですよ。プレッシャーもあるし、やるぞという決意もあるし、色々と葛藤はありました。最後は意地ですね。落ちたくないと思い込んだ。それでもダメだった時、考えてしまって、泣いて。その時に友達が聴いてくれたんです。あれから少しずつ変わった。こんな弱い気持ちでやってて、傲慢。試合に出れている自分。強い気持ちでやろうと。ボールもらったら一対一行って決める。気持ちで落ちることも簡単。逆に気持ちで上がることも出来たんだと。今日、自信になりました。
彼女はゆっくりと話し初めて。そのうちサワーッとね、金山舞穂とわたくしの廻りを風が通っていったような気がした。